群れが好き (その3) ハナゴイ
海の中を鮮やかに群れている魚と言えば、なんといってもハナゴイの類でしょう。サンゴ(特にイソバナ)をバックに色鮮やかなハナゴイが群れている様はまさに竜宮城の雰囲気いっぱいと言えるのではないでしょうか。群れが見やすい種類は決まっていて、キンギョハナダイ、アカネハナゴイ、ハナゴイ。そしてカシワハナダイかなあ。そうそうこれは沖縄での話です。
キンギョハナダイの群れが凄いのは何と言っても与那国島。与那国と言えば何と言ってもハンマーヘッドシャークと海底遺跡なんですが、キンギョハナダイは何処に行っても群れてます。中でも個人的に好きなポイントは西崎。ハンマーヘッドロックや南の根などハンマーや大物が見れる根があるんですが、実は根の周りはキンギョハナゴイが溢れています。根自体はダイバーが着底することもあり、多少は荒れていますが、それでも鮮やかなソフトコーラルやイソバナが生えていて、その周りを元気にキンギョハナゴイが泳ぎ回っています。根の周りは多少の流れが在ることが多いので、群れの向きが揃っているので、実に写真向き見ていてとても幸せなんですが、ガイドを含めた他のダイバーは中層をじーっと眺めて大物を捜しています。おかげでハンマー無くても一人満足っていう事もしばしば。
アカネハナゴイの群れは粟国島が良いですねえ。ポイントは当然筆ん崎。このポイントの目玉はギンガメアジの群れですが、ハナゴイの群れも半端じゃあない。ただし。群れが広範囲に散らばる傾向があり、写真にまとめるにはなかなか大変です。また、ちょっと数は少ないですが慶良間諸島の自津留もとっても良い感じ。ここは潮当たりが良いのか見事なイソバナが沢山あり。その周りをハナゴイが群れていて、リトル竜宮城です。流れがちょっと強くて写真が撮りづらいのが難点ですが。
そして個人的に一番好きなのがハナゴイ。ザ・ハナゴイです。もの凄い群れというのはお目にかかったことがないのですが、そこそこの群れはあちこちで見かけます。ハナゴイの素晴らしさは何と言ってもその色です。紫、とっても美しい紫色。他に似たような色の魚も余り無く、同じ赤系統が多いハナゴイの仲間でもこいつだけは紫、とっても不思議です。また雄が時折見せる真っ赤な鰭。美しすぎます。惚れ惚れします。


