ああ真栄田岬改装
自然には人間を許容できるキャパがある。海の自然もしかり。ダイバーが沢山行くポイントはやはり荒廃の度合いが酷い。
自分はエルニーニョで沖縄本島の珊瑚がほぼ全滅してしまう以前の、それは美しかったと言われている真栄田岬は知らない物の、4年前に初めて泳いだ時はそれなりに魚影も濃く、スノーケリングでも充分に楽しめる所だった。真栄田岬の特徴というか欠点は、駐車場から海まで急な階段を降りて、最後はちょっとした崖を降りなければならない点で、これによって真栄田で楽しめる人数は限定されていて、自然のバランスは何とか保たれていた。
それが今年の春の工事で、その厳しい階段が一新されて、エントリー口までが楽々行けるようになってしまった。こうなると今まで躊躇していた人々が訪れるようになる。大量の体験ダイバーと大量のスノーケラーが真栄田岬に連日訪れるようになる。その結果。気が付いたら浅場の魚の数が極端に減ってしまった。ツバメウオの群れも居なくなってしまって、魚と戯れた真栄田岬は何処に行ってしまったのだろうか。
しかしショックはそれだけではない。訪れる人が多くなると、当然あの駐車場ではキャパが全然足りない。以前でも夏の土日は厳しかった。周辺の道路は駐車違反の車が沢山。それでだろうか、今度は駐車場拡張工事が始まった。
これで益々真栄田岬は便が良くなり、遊びに訪れる観光客も多くなるんだろうと予想される。真栄田岬自体は決して安全な場所じゃあないのに。一体何を考えているのだろう。ただこれで、魚がもっと居なくなるんだろうな。
自分に海の面白さを教えてくれた場所だっただけに、非常に残念な事です。
現在は、駐車場周辺は立ち入り禁止区域となってしまった。真栄田岬に入るのは、北側の歩道から延々と歩かなければ駄目みたい。こうなると唯一の楽しみは、この工事期間中に訪れる人が減って、工事完了直前に一時的にではありますが、魚が増えるのではないかと期待したいところです。
写真は封鎖の看板、封鎖されてガラガラの駐車場。



