ワイドマクロで (その1) ハマフエフキ
慶良間の唐馬ポイント言えば、雑誌で良く写真が掲載される癒し系のポイントです。一面の白い砂の中にパッチリーフが点々としていて、とっても楽しいポイントです。ここにデバスズメダイが密集している根があって、ブルートライのK5さんが「是非見て欲しい」と案内してくれた時の話です。
根の周りには、デバスズメダイが元気に群れていて絵的にとっても良い感じ。というか元気すぎてばらけてしまって、ちょっとまとまりがない感じ。カメラを構えてみても全然引っ込む気配もない。しょうがないので一生懸命スズメダイの群れを押さえ込んで密集させようと頑張りましたが、何となく効率が悪い。マンツーマンのガイドのK5さんは、ちょっと離れたところで他の獲物を探していて手伝ってくれない。仕方なく一人で引っ込め引っ込めとデバスズメダイの群れと格闘していました。
そんな時、後方に何者かの気配が。何だろうと振り向くと、後ろからタマン(ハマフエフキ)が向かって来るでは無いですか。えーっこいつ明らかに自分めがけて来て居るんじゃないのって感じで一直線。そして自分の1mくらい前でぴたっと止まった(ように見えた)。タマンと目が合う。どうみても自分に眼付けている様子。「ここは俺の縄張りだあ、お前は一体一体何者だあ」。
暫く自分の中で時が止まった。どれくらいにらめ合っていたのだろう。。。
そうだ、写真を撮らなくっちゃ。こんなシチュエーション滅多にない。急いでカメラを構え直して数枚撮る。でもタマンは動じる気配がない。そしてタマンは自分に関心が無かったという感じで去っていった。実に不思議な体験だった。
慶良間に行ってタマンをよーく見てみると、明らかにこっちを観察しているという感じを受けますが、こんなのは初めてでした。
写真は、デバスズメダイ撮影中に上層に映っていたタマン。自分にむかって眼を付けるタマン。そのまま去っていくタマン。


