サイパンでのホワイトチップとの遭遇は2度。どちらもやや小振りの個体でしたが、わりとじっくりと見ることが出来ました。
1度目の遭遇はグロットにて。ガイドさんの話ではホワイトチップが出るかもしれません位の話でしたが、エントリーすると直ぐ側を普通に泳いで居るではありませんか、面白くって一緒についていったりして楽しんでいました。一度には出てこなかったですが、多分3個体くらい居たような感じでした。これだけ近くでサメを観察できたのは初めてです。
2度目の遭遇は沈船で。たまたま沈船のデッキの上に居たときに、反対側にいたダイバー達の後ろを優雅に泳いでおりました、指さしてサメと言ったのですが、皆さん全然反応してくれず、やっと気づいてくれたときはかなり離れてしまいました。ただサメさんは我々ダイバーには全く感心が無く悠々と。これは待ってれば戻ってくるかなあと思ったのですが、残念ながらそのまま見えなくなってしまいました。後で聞いたら船底に住み着いているそうな。お願い、そういう事は先に言って。というか珍しくないのかなあ。
あっという間に最終日。しかし、内容の濃いダイビングのおかげもあってあまり短く感じませんでした。朝食はまたまたいつものレストラン。っていうかアメリカの食事はここでしか食べられない。
レンタカーを借りて一行は、最北端のサバネタ岬(バンザイ・クリフ)へ。やっぱりサイパンへ来たならば、ここは外せません。
バンザイ・クリフの駐車場、すっごく静かです。辺りに人の住んでいるところが無いこともありますが凄く静かです。駐車場の前は一面の青い海。やや強い北風が吹きく強い日差しの中で慰霊碑に黙祷。
そこから見る海の光景。絶壁。この海の遙か先には故国にっぽんがあるんだよなあ。そう考えながらぼーっと景色を眺めていると、何とも言えない圧迫感が漂っています。誰もかもが自然に寡黙になってしまう。そんな所でした。
その後、何ヶ所かガイドブックにあるポイントを回って、ホテルからの送迎バスで空港へ。前日のフライトが11時間遅れたという話に少々びびりながらも、何事もなく無事に日本到着。入国審査・税関もスムーズに。全く持ってトラブルのないサイパン旅行でした。

サイパン最後のダイビングは沈んだ貨物船。戦場を思わせて、何となくと思っていたのですが、そのポイントに着くとそんな不安は吹き飛んでしまいました。船に付いているもの凄い数のアカヒメジ(だと思う)。船のあちこちから周辺まで、至る所にヒメジの群れが見られます。全部合わせたら何千とかになるんだろうなあ。
水深はそれ程深くなく、太陽の光は降り注ぐ。沈船と太陽をバックにヒメジの群れを撮影。何かどう撮っても絵になってしまうので、逆に構図を真剣に考えてしまう。ちょっとした魚の向きや、群れの密度、どうやったら良く撮れるかなあと考えての撮影なんて久しぶり。ワイド派にとって幸せの限りです。しかしなかなか構図が決まらず、写真は難しいとつくづく考えさせられます。
ヒメジの他にもでっかいフグやホワイトチップ。はては潜水艦までと話題に事欠かないダイビングとなりました。ここもじっくり腰を据えて撮影したいポイントでした。
今回のリクエストの筆頭はマダラトビエイ。しかし良く写真に出ている砂地のイーグルレイシティでは今シーズンはどうも出が悪いらしい。しかも3月下旬ではもう旬が過ぎている。そんなこともあって、マダラトビエイのクリーニングポイントがあるらしいこのアイスクリームへ直行です。ポイントはガラパンの南西、そんなに遠くないところにあります。
エントリー直後、もの凄く大きな珊瑚の群生。長さ30m高さ10mの山一つ珊瑚で覆われていて、そこに沢山の魚が泳いでいます。これだけでもワイド向き。思わず俯瞰で写真を撮ろうとしたらストップが。そういえばこの根の上がクリーニングポイントだった。ここでマダラトビエイを見る時の禁止事項は「おいかけない」「上から見ない」。よく考えたら石垣島のマンタスクランブルと同じだな。
根の下で暫く待つとあっさりと10匹程度のマダラトビエイの群れが通り過ぎる。更には単体のマダラトビエイが、そんな状況が交互に続く状態が続く。しかし残念なのは透視度が悪い。悪いと言ってもサイパンの他のポイントと比べてですが、くっきりとマダラトビエイガ見えない。若干もやっとした感じ。うーんもうちょっと何とかならないかなあ。
最後の一匹が良い感じに近付いてきたこともあって、これを激写して完了。やや心残りはあるものの目的は達成。良かった良かった。
一本目は東の湾内のビーチポイントへ。サイパンのビーチポイントは沖縄のローカルと同じで施設は何もなし。今回の「ひま潜チーム」は皆さんビーチが大の苦手。ぶーぶー言いながらエントリー。
暫く沖合に泳ぐと、いきなりぽつんとおおきな根が。なんかもやっとしていて変だなあと思っていたら、これがアジの群れ。ああこれがガイドに載っていたやつかあ。思いつつダッシュ。ここのアジは一匹が20cmくらいと小振りではありますが、群れの数はかなり多い。ざっとみて千匹はいるような感じです。サイズは異なりますが形は粟国でみるギンガメアジの玉と全く同じです。面白いです。
その後はもう上下左右から写真撮りまくり状態です。色々形を変える群れはワイド派にとってはたまりません。しかしマクロ派にはつまらない。最後は二人だけ残してアジ玉を楽しんで居ました。たとえサイズは小さくとも、巻かれるってとっても気持ちがよい物ですね。その間マクロ派の人達はその周辺でハゼ探し。 それにしても、ビーチにあれだけダイバーが居たのに、アジの回りは最初から最後まで我々のグループだけ。他のチームは何処に行ってしまったのでしょう。今回はアジで満喫です。
面倒なイグジットを済ませて、セットダウン。施設のないビーチはちょっと面倒。
2007年3月26日のサイパンの水中写真
出発前の天気予報では本日は曇りだったのですが、蓋を開けてみれば昨日同様に実によい天気です。海上は気持ちよいですが、陸上は暑すぎて辛いですね。昨日同様に近くのレストランで朝食を取りダイビングに出かける。
昨日と逆のパターンで今日は午前中ビーチ、午後ボート。群れ群れ群れ。ワイドが楽しい一日でした。
一本目 ラウラウ
昼食は中華料理。
二本目 アイスクリーム
休息 マニャガハ島
三本目 沈船
と言う感じで東のポイントと西のポイントを制覇してきました。ラウラウではアジ玉。アイスクリームでは今回の最大の目的であるマダラトビエイの群れも無理事が出来ました。二日間6本のダイビングでしたがとても内容の濃い物となりました。リクエストが大方適ってしまったというのがちょっと信じられません。
夜は居酒屋。雰囲気は完全に日本でした。
さすがに疲れが溜まっていましたが、ふらふらの状態で宴会。今日は最終日なこともあって深夜まで話は盛り上がる。
事前に行くか行かないかで、仲間内でちょっとした論争があったポイントです。結局は行ってみるかと言うことになり、初日から名ポイントへ。
問題の階段は急で段差も大きくちょっと辛い。慎重に一段一段下りていってやっとこさ底に到着。この時点でもう息が上がってしまっている。しかし本当に厳しかったのはここから。エントリーポイントまで、ちょっとしたクレパスを跨がなければならないのですが、これが厳しい。間は波が打ち寄せていて、それが引いている間にそこを跨いでいくことになるのですが、器材を背負っていることと滑るんじゃないかという恐怖心でなかなか超えられない。
頑張ってエントリーポイントまで行くと、そこは2mの切り立った崖。ここからジャイアント。ひえーーーん。ジャイアントの最高記録を一気に更新。で、海猿の様にかかとからエントリー。そして。。。
目の前には素晴らしい光景が。360度壁のなかぽっかり空いた3つの外洋への洞窟が青く光り我々を呼んでいる。上を見れば、穴の入り口が明るく見える。光りと影のおりなす美しい風景。今までの疲れは一気に吹っ飛んでしまった。
洞窟を楽しみつつ外洋へ。そこはまた別世界。澄んだ水のおかげもあって視界が一気に広がる。開放感に浸る。これがグロットの魅力かあ。
外洋ではカスミチョウチョウウオをはじめナポレオン、バラクーダ(自分は見てない)、グルクン、やら大型から群れまで沢山の魚達。風景は一気にドロップオフ。見通しの良い所でしばし沖合を眺めていました。
行きとは別の穴を通って内海へ。イグジットは段はあるものの、今までの苦労に比べれば大したことはない。打ち寄せる波を利用して、一気に上がる。
ここからはまた階段。疲れもあって相当辛い。休み休み昇っていく。そして。グロット無事に制覇。よかったね。
次回、来ることが在れば、穴の中に直接日差しが差し込む時にしたい。それはさらに素晴らしい光景なんだろうなあ。

二本目はナフタンのちょっと西側のポイントです。このポイントは浅場と砂地の二つのパートに分かれています。浅場はビーチからも割合簡単にいけるようです。
ナフタン同様にここの砂地も透視度がもの凄く良く。ブルーの海の中一面に白い砂が延々と敷き詰められているって感じです。砂地にはガーデンイールが一杯。また小さな根が点在して、沢山の魚が付いています。デバスズメダイでは無いのが残念でなりません。
太陽の光は水底までサンサンと降り注ぎ、海底を明るく照らしてくれます。ダイバーのシルエットもくっきりと映っているのが何とも言えません。絶好の癒しポイントです。
浅場の方にはもう見慣れてきたコガネヤッコやら日本にはいないふぐの仲間などがあちこちで見られます。また、ゼブラハゼも群れていました。今回の目的は人気のモンツキカエルウオ。大変かなあと思ったらこれが意外あっさりと見つかってしまいました。警戒心も薄いようで、時間をかければきちんと撮ることができました。これは嬉しい。もっと時間があれば正面からにチャレンジしたかった。
一本目は、ダイナミックなドロップオフ(実際はそれ程ではなかったですが)を楽しめるサイパン島の最南端のポイントナフタン。ガラパンからは船で40分程度とかなり遠いポイントです。途中うねりが入ったりして、多少難儀な後悔でしたが、素晴らしい海の色がそれを忘れさせてくれました。
エントリー直後、澄んだ透視度の良い海が。この辺りは潮が良いんだろうな。遙か遠くで点のように見えるカスミチョウチョウウオを眺めつつ。初の海外ダイビングの一本目をのんびりと味わう。
中層を泳ぐハナゴイなどを見つつ、気が付けは他のメンバーはドロップオフの下の方に。何かいるのかな、でもエアーが厳しいのでのんびりしている。しかしガイドが呼ぶので行ってみると、何とそこにはヘルフリッチが。水深33m。いきなりこれかい。スゲー。あまり逃げる雰囲気が無かったので、何枚か撮影したら引っ込んでしまった。あららん。これからマクロモードにしてのんびり撮ろうとしていたのに残念でした。
その後は、ここの固有種のコガネヤッコを観察。固有種というので、あんまりいないのかなと思っていたら、あちらこちらに。黄色の体色と目の回りが可愛いかったです。
いよいよ海外初ダイブです。近くのレストランで朝食を取って出発。今回お世話になったブルーホライゾンに行き、いきなりボートダイブです。船は我々6人ののお客とスタッフ3名で満員というこじんまりとした物でした。途中はリーフの中を通っていきましたが、強い日差しのおかげもあって、海の色の何と素晴らしい事。思わず見とれてしまいました。来て良かったと実感。
一本目 ナフタン
二本目 オブジャン
ポイントが島の南端と結構遠かった事もあり、ちょっと遅い昼食を居酒屋でとる。
三本目 グロット
こんな感じで一日で北と南のポイントを押さえてしまいました。小さい島とはいえ移動に時間がかなりかかってしまった事もあって、ホテルの戻りはかなり遅くなってしまいました。
昨日よりちょっときれいめの夕景をのんびりと見て、更に南国を実感。夕食は多国籍料理。夜は部屋で宴会。

早朝に家を出て午前便のノースウェストでサイパンへ。約3時間のフライトで到着。こりゃ那覇と変わらない。シートもやや広く快適でした。
航空機を出るとむっとした暑さ。石垣の直行便で良く味わった暑さより遙かにきつい。更に外に出れば日差しがきつい。やっぱりここは南国なんだなあ。まだ3月なのに厳しい暑さ。
乗車のバスを間違えるトラブル(とはいっても、全行程で大きなトラブルはこれだけ)があったものの、無事に目的のホテルのハファダイ・ビーチ ホテルに到着。体を休めたり、明日の準備をしたりしていたらもう日没。なんとまあ早い一日です。移動で一日終わってしまったという感じ。その分疲れはほとんど無し。若くないんだから、こんな感じの旅行がベストかな。
近くを散歩などしながら、そばの韓国料理屋で夕食。夜は部屋で宴会。いつもの事です。

黄金崎のマトウダイは、割と浅いところにいるので写真が撮りやすい。今回も海藻の中で隠れている(本人はそう思っている)マトウダイを発見。上手い具合に海藻の横に止まってる。
そーっとそーっと近付いて、周りを囲んで逃げないようにして激写大会。海藻と組み合わせたり、上手くバックに太陽を入れたり。挙げ句の果てにはワイドドームで思いっきり近付いて撮ったりしてました。
そんな撮影をしながらも、反対側のダイバーの撮影時には映らないように、体制を低くしたり、逃げようとする所を先回りしてブロックしたり。それはそれでちょとハードなダイビングとなりました。
多分マトウダイ君はかなりのストレス状態になってしまったと思いますが、ありがとう。
この所風が強くて、伊豆の東海岸のダイビングが気になっていたのですが、昨日の夕方くらいから横浜は好天に向かい、これならと思っていたのですが、IOPはクローズ。あらら。しょうがないので西海岸に遠征です。伊豆高原から車で2時間。ちょっとしんどいです。
雲がかかっていた東伊豆でしたが、西伊豆は快晴。海もさざ波でダイバーも少なめ。これはとってもラッキー。おまけに富士山もくっきりと。しかも距離が近いので大きい。とっても良い眺めです。
ダイバーはそこそこ居たのですが、丁度潜り初めの時間が良かったのか、水中はがらがら。わりと人が集まる被写体ものんびりと時間をかけて取ることが出来ました。人気のミジンベニハゼなんかも、他のダイバーが居なかったこともあって、じっくりじっくり。最初一匹しか見えなかったのが、そのうち二匹となり、最後は頭が出るほどに。良いシーンを撮るには被写体の前でじっくりと待っていないといけないというのを、改めて勉強させてくれました。
お目当てのネジリンボウ系は、まだ水温が低く見ることが出来ませんでしたが、静かな海でのんびりじっくり撮影できとても良いダイビングとなりました。
ただ、欲を言えば。冷たい。水中(15℃)も陸上(9℃)も冷たいです。寒いんではなく、冷たい。早く暖かくなって欲しいなあ。

今回の慶良間ダイビングは何とホエールウオッチングのおまけ付きでした。
このところ良い感じで鯨が出ているよと話には聞いておりましたが、まさかのんびり見物するとは思っても見ませんでした。
まず、慶良間へ行く途中。一眠りして起きたら回りが騒いでいる。景色を見るとどうも違う。ここって前島の遙か南でないのだろうか?こんな所で何をしているのかなあと思ったら、鯨が居るとの事。見れば一隻の船が鯨の後をのんびり付いて行っている。まさか今日鯨が見られるとは、うーんラッキーだなあ。
船は通常より30分程度遅れて座間味に到着。
帰りは、慶良間と沖縄本島の中間よりやや本島寄りのポイントで。一眠りすればやっぱり船が止まっている。見ればまたしても鯨。うーんついている。何でも魚群探知機で探しているそうです。凄いねえ。
観れたのは、息継ぎの潮吹きと背中、そして尻尾だけでした。かつてのようにダイナミックに遊んではくれませんでした。しかし予想外の遭遇って良いですねえ。
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ポイントは慶良間の渡嘉敷島の北儀志布島の間にあり、もともとカメが多いので有名です。
一匹目のカメは、岩陰でお食事中の時に遭遇しました。珊瑚の間に首を突っ込んで夢中で何かを食べていました。そこを上手く近付いたのですが、カメさんは特に逃げる気配もなく。ずーっと首を突っ込んでいました。ダイバーからは丁度甲羅しか見えません。タイマイの美しい甲羅は堪能出来たものの、これではちょっと物足りない。でもいたずらするわけにもいかず。ずっと後ろから眺めていました。
そのうちやっと動き出す。やっぱり見られているのを嫌がったのか、と思ったのですが、どうもそうではないらしい、のんびりと水面へ向かっている。ああ息を吸いに行くのか。本当に動きはのんびり。我々ダイバーは眼中にないなあ。
せっかくだから併走して水面まで一緒に泳いでしまった。水中でも接写撮りまくり。
コンデジはポーズのタイミングの見極めが難しいです。またストロボの調整も難しいなあ。
例年であれば北風ぴゅーぴゅーでダイビングは寒いと感じる沖縄ですが、今年はどうも違うようです。強い南風が吹いていて結構陸上も暖かいです。
昨年に引き続き今年もコブシメの産卵を希望したのですが、良いポイントが無かったようであの感動は味わうことが出来ませんでした。
一本目・二本目が割と普通のダイビングだったので、こりゃ今日は外れかなあと思っていたのですが、何の何のやってくれました。カメとの遭遇です。しかも通常の様にさーっと泳ぎ去っていくのではなく、のんびりと観察することが出来、迫力或る写真なんか撮ることが出来て、大満足です。
しかも、行き帰りの航路では鯨にも遭遇し、終わってみればとっても贅沢なダイビングだったのだなあ。
